検索順位が11位〜20位の記事はどうする?あと一歩の記事をリライトする方法

オウンドメディアを運用していると、Search Consoleを確認したときに、
「平均掲載順位が12位」
「15位前後までは来ている」
「20位以内には入ったけれど、クリックがほとんどない」
といった記事が見つかることがあります。
こうした記事を見て、
「順位が低いから、まだ触らなくていい」
と判断してしまうのは少しもったいありません。
検索順位が11位〜20位の記事は、すでにGoogleから一定の評価を受け、検索結果に表示されている可能性があります。
つまり、まったく評価されていない記事ではなく、
あと一歩の改善で、さらに上の順位を狙える可能性がある記事
と考えることができます。
この記事では、Search Consoleを使って11位〜20位の記事を見つける方法と、リライトするときに確認したいポイントを解説します。

検索順位11位〜20位の記事はなぜ重要?
検索順位11位〜20位の記事に注目する理由は、すでに検索エンジンからある程度評価されているからです。
新しく記事を1本作る場合、
テーマを決める
構成を作る
本文を書く
画像を用意する
WordPressへ投稿する
インデックスされるのを待つ
といった工程が必要になります。
一方、すでに11位〜20位にいる記事であれば、記事自体は公開され、検索結果にも表示されています。
そのため、
ゼロから新規記事を作るより、既存記事を改善した方が効率よく順位向上を狙えるケースがあります。
もちろん、11位の記事を修正すれば必ず10位以内に入るわけではありません。
ただし、オウンドメディアを運用するうえでは、こうした「すでに反応が出ている記事」を見つけて育てる視点が重要です。
まずSearch Consoleで11位〜20位の記事を探す
リライトする記事を感覚だけで決めるのではなく、まずSearch Consoleのデータを確認します。
Search Consoleでは主に、
- クリック数
- 表示回数
- CTR
- 平均掲載順位
などを確認できます。
ここで注目したいのが、平均掲載順位が11位〜20位前後の記事や検索キーワードです。
記事単位だけでなく検索キーワードも確認する
たとえば、ある記事の平均掲載順位が18位だったとしても、すべての検索キーワードで18位というわけではありません。
実際には、
「オウンドメディア リライト」:12位
「記事 リライト 方法」:17位
「SEO リライト タイミング」:25位
といったように、検索キーワードごとに順位が異なることがあります。
そのため、ページだけを見るのではなく、
そのページがどの検索キーワードで表示されているのか
まで確認することが重要です。
11位〜20位なら何でもリライトすればいいわけではない
検索順位が11位〜20位だからといって、すべての記事をすぐにリライトする必要はありません。
優先順位をつけて考えましょう。
特に確認したいのは、
表示回数があるか
という点です。
たとえば、
平均掲載順位15位
表示回数5回
の記事と、
平均掲載順位15位
表示回数1,000回
の記事では、後者の方が改善したときの影響が大きい可能性があります。
順位だけを見るのではなく、
順位 × 表示回数 × 自社サービスとの関連性
で考えることが重要です。
リライト候補にしやすい記事の特徴
11位〜20位の記事の中でも、特にリライト候補にしやすいものがあります。
表示回数が多いのにクリックされていない
検索結果には何度も表示されているものの、クリックされていない記事です。
この場合、
タイトル
ディスクリプション
検索意図とのズレ
などを確認する価値があります。
順位そのものだけではなく、検索結果でユーザーから選ばれているかを見ることも大切です。
自社サービスに近いキーワードで表示されている
アクセス数だけを基準にするのではなく、
問い合わせにつながる可能性がある検索キーワードか
も確認します。
たとえば自社がオウンドメディア運用を提供しているのであれば、
「オウンドメディア 外注」
「オウンドメディア 運用代行」
「オウンドメディア リライト」
など、自社サービスに近い検索キーワードは優先度が高くなります。
仮に検索ボリュームが大きくなくても、見込み客が検索している可能性があるからです。
数か月順位が大きく変わっていない
公開直後の記事は順位が安定していない場合があります。
そのため、公開してすぐ大幅に書き換えるのではなく、ある程度データが蓄積してから判断することも大切です。
一定期間、
12位
14位
13位
15位
のように推移している記事であれば、
「Googleには評価されているが、上位記事と比べて何かが不足しているのではないか」
と考える材料になります。
11位〜20位の記事をリライトするときに確認したい7つのポイント
ここからは具体的なリライト方法を見ていきます。
1. 実際に表示されている検索キーワードを確認する
最初に確認したいのが、Search Consoleの検索キーワードです。
記事を書くときに狙ったキーワードと、実際にGoogleで表示されているキーワードが一致しているとは限りません。
想定していなかったキーワードで多く表示されているのであれば、その検索意図を記事に追加できないか検討します。
たとえば、
「オウンドメディア 外注」
を狙った記事が、
「オウンドメディア 外注 費用」
でも表示されているのであれば、
費用についての見出しや説明を追加する
といった改善が考えられます。
Search Consoleは、次に何を書くべきかを考えるヒントとして活用できます。
2. 記事タイトルが検索意図に合っているか確認する
本文だけでなく、タイトルも重要です。
ユーザーが、
「方法を知りたい」
と検索しているのに、タイトルが抽象的だった場合、検索結果で内容が伝わりにくい可能性があります。
たとえば、
「オウンドメディア運用について」
よりも、
「オウンドメディアの記事をリライトする方法|Search Consoleで改善記事を見つける手順」
のように、記事を読むことで何が分かるのか明確な方が内容を想像しやすくなります。
ただし、すでに検索順位がついている記事のタイトルを大幅に変更する場合は、慎重に行いましょう。
3. 見出しに不足している情報がないか確認する
本文を全部書き直す前に、まず見出し構成を確認します。
検索ユーザーが知りたい内容が抜けていないでしょうか。
たとえば、
「オウンドメディア 外注」
というテーマなら、
費用
メリット
デメリット
社内運用との違い
向いている会社
外注先の選び方
など、検索ユーザーが知りそうな疑問があります。
既存記事に不足している内容があれば、新しいH2やH3を追加することで記事を強化できます。
4. 結論が分かりやすい位置にあるか確認する
検索ユーザーは、できるだけ早く答えを知りたいと考えています。
そのため、
「結局どうすればいいの?」
という回答が記事の最後まで出てこない構成になっていないか確認しましょう。
たとえば今回のテーマなら、
11位〜20位の記事は、表示回数や検索キーワードを確認し、優先順位をつけてリライト候補にする
という結論を記事の前半でも提示できます。
そのうえで理由や方法を詳しく解説すると、読みやすい記事になります。
5. 古くなった情報を更新する
記事公開から時間が経っている場合、情報が古くなっていることがあります。
料金
サービス内容
画面仕様
制度
ツールの使い方
調査データ
など、変化する情報が含まれていないか確認しましょう。
古い内容を新しくするだけでも、記事全体の品質向上につながります。
6. 自社だから書ける情報を追加する
リライトするときにおすすめなのが、
一般論だけではない情報を追加すること
です。
たとえば、
実際にSearch Consoleで確認した順位変化
問い合わせでよく聞かれる内容
自社で記事を運用して分かったこと
実際の改善事例
失敗したリライト
などです。
現在はAIでも一般的な記事を作りやすくなっています。
そのため、自社で実際に経験した情報を加えることで、記事に独自性を持たせやすくなります。
7. 関連記事への内部リンクを追加する
記事数が増えてきたら、関連する記事同士をつなぎます。
たとえば、
「オウンドメディアは何記事から効果が出る?」
という記事から、
「検索順位が11位〜20位の記事をリライトする方法」
へ内部リンクすることができます。
逆に、今回の記事から、
記事数
更新頻度
外注
Search Console
などの関連記事へ誘導することもできます。
ユーザーが次に知りたい情報へ進みやすいサイト構成を意識しましょう。
リライトは「文字数を増やすこと」ではない
リライトというと、
「文章を追加して長くする」
ことだと思われることがあります。
しかし、文字数を増やせば順位が上がるわけではありません。
場合によっては、
不要な文章を削る
重複した説明をまとめる
見出しを整理する
結論を前に移動する
といった改善の方が効果的なこともあります。
重要なのは、
現在検索しているユーザーにとって、以前より分かりやすく役立つ記事になったか
という点です。
順位が低い記事より11位〜20位の記事を優先する理由
仮に100記事ある場合、すべての記事を一度にリライトするのは現実的ではありません。
そこで、優先順位をつけます。
たとえば、
検索順位80位の記事
検索順位45位の記事
検索順位14位の記事
があった場合、まず14位の記事から確認するという方法があります。
14位の記事はすでに上位ページの近くまで来ています。
一方、80位の記事は、
検索意図
記事テーマ
サイトとの関連性
など、根本的な見直しが必要な可能性があります。
そのため、
すでに評価されている記事をさらに伸ばす
という考え方は、効率的なオウンドメディア改善方法の一つです。
ただし平均掲載順位だけを見て判断しない
ここで注意したいのが、Search Consoleの「平均掲載順位」です。
平均掲載順位は、そのページが常にその順位に表示されているという意味ではありません。
検索キーワードやユーザーの状況などによって表示順位は変わります。
そのため、
「平均順位が11位になったから、あと1位上げれば1ページ目」
と単純に判断するのではなく、
表示されている検索キーワード
表示回数
クリック数
CTR
なども合わせて確認しましょう。
数字を1つだけ見るのではなく、複数のデータから判断することが重要です。
リライト後もSearch Consoleで確認する
記事をリライトしたら、それで終了ではありません。
一定期間経過した後、再びSearch Consoleを確認します。
たとえば、
リライト前:平均掲載順位16位
↓
リライト後:平均掲載順位11位
となっていれば、改善方向が合っている可能性があります。
さらに、
11位
↓
8位
↓
5位
と順位が上がるケースもあれば、
逆に順位が下がることもあります。
重要なのは、
リライトした結果を確認すること
です。
リライトも、
「修正したから成功」
ではなく、
改善 → 確認 → 再改善
という流れで考えます。
新規記事とリライトはどちらを優先すべき?
オウンドメディアでは、
新しい記事を増やすこと
と、
既存記事をリライトすること
の両方が重要です。
立ち上げたばかりで記事数が少ない場合は、まず新規記事を増やす必要があります。
一方、ある程度記事が蓄積されている場合は、
新規記事だけを作り続けるのではなく、Search Consoleを見ながら既存記事も改善する
という運用に切り替えていくことが重要です。
イメージとしては、
新規記事=種まき
Search Console=結果確認
リライト=育成
です。
種をまくだけではなく、反応が出ている記事を見つけて育てることで、オウンドメディア全体の改善につなげていきます。
リライトする記事を毎月決める仕組みを作る
オウンドメディアのリライトで難しいのは、
「時間があったらやろう」
とすると、なかなか実施されないことです。
そこで、
毎月Search Consoleを確認する
↓
11位〜20位の記事を抽出する
↓
表示回数や自社との関連性を確認する
↓
優先順位の高い記事をリライトする
↓
翌月以降に結果を確認する
という流れを決めておくと運用しやすくなります。
記事制作と同じように、
リライトも定期的な業務として仕組み化すること
がポイントです。
まとめ|11位〜20位の記事は「あと一歩の記事」として育てる
検索順位が11位〜20位の記事は、
「順位が低い記事」
として放置するのではなく、
すでに検索結果で反応が出ている「あと一歩の記事」
として見ることができます。
Search Consoleを使って、
表示回数
検索キーワード
クリック数
CTR
平均掲載順位
などを確認し、改善する価値がある記事を見つけます。
そして、
検索意図
タイトル
見出し
本文
情報の新しさ
自社独自の情報
内部リンク
などを確認し、必要な部分をリライトします。
オウンドメディアは、新しい記事を増やすだけではありません。
公開した記事の中から伸びる可能性がある記事を見つけ、継続して育てていくことも重要です。
株式会社コアピボットの「まるごと自社メディア」では、オウンドメディアの記事制作・継続更新に加えて、Search Consoleのデータを確認しながら既存記事を改善するリライトにも対応しています。
「記事は増えてきたけれど検索順位が伸びない」
「どの記事をリライトすればいいか分からない」
「Search Consoleは導入しているものの活用できていない」
といった場合は、お気軽にご相談ください。
まずは資料だけ見てみたい方へ
「オウンドメディアに興味はあるけれど、まだ依頼するかは決めていない」
「どんなことを任せられるのか、まず内容を知りたい」
という方もお気軽にご利用ください。
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