オウンドメディア・ペイドメディア・アーンドメディアの違いとは?3つの特徴をわかりやすく解説

「オウンドメディア」
「ペイドメディア」
「アーンドメディア」
Webマーケティングを調べていると、この3つの言葉を目にすることがあります。
名前が似ているため、
「何が違うの?」
「結局どれを使えばいいの?」
と迷う方も多いかもしれません。
簡単に整理すると、
オウンドメディア=自社で育てる
ペイドメディア=広告費を払って届ける
アーンドメディア=第三者から広がる
という違いがあります。
それぞれ得意な役割が異なるため、どれか1つだけを使うのではなく、3つを組み合わせて活用することが重要です。
本記事では、オウンドメディア・ペイドメディア・アーンドメディアの違いを、初心者にも分かりやすく解説します。

オウンドメディア・ペイドメディア・アーンドメディアとは?
この3つは、企業が情報を届けるメディアを大きく分類した考え方です。
一般的には、
・オウンドメディア
・ペイドメディア
・アーンドメディア
の3つをまとめて「トリプルメディア」と呼ぶことがあります。
それぞれ、
自社が所有するのか
広告費を支払うのか
第三者によって広がるのか
という点が大きく異なります。
まずは1つずつ見ていきましょう。
オウンドメディアとは?
オウンドメディアとは、企業が自社で所有・運営するメディアのことです。
例えば、
・自社Webサイト
・ブログ
・コラム
・採用メディア
・サービスサイト
・メールマガジン
などが該当します。
企業自身が情報を発信できることが大きな特徴です。
例えば、自社サイトに、
「オウンドメディア運用代行とは?」
「SEOとは?」
「自社サービスの選び方」
といった記事を掲載していけば、検索から見込み客を集めることができます。
オウンドメディアのメリット
オウンドメディアの大きなメリットは、
情報が自社の資産として残ること
です。
Web広告の場合、広告費の支払いを止めると表示も止まりやすくなります。
一方で、オウンドメディアの記事は自社サイトに残ります。
検索結果に表示され続ければ、
数か月後
半年後
1年後
にもアクセスを集める可能性があります。
そのため、長期的にWeb集客を育てたい企業と相性が良い方法です。
オウンドメディアのデメリット
オウンドメディアは、すぐに結果が出るとは限りません。
記事を公開しても、
検索エンジンに認識される
検索結果に表示される
順位が上がる
アクセスが増える
問い合わせにつながる
までには時間がかかることがあります。
また、
記事テーマ選定
キーワード調査
記事制作
WordPress投稿
分析
リライト
などを継続する必要があります。
つまり、
即効性よりも積み上げ型の集客
です。
ペイドメディアとは?
ペイドメディアとは、広告費を支払って情報を掲載するメディアです。
「Paid=支払う」という意味から、ペイドメディアと呼ばれます。
代表的なものとして、
・検索広告
・ディスプレイ広告
・SNS広告
・動画広告
・Webメディアへの広告掲載
などがあります。
広告費を使うことで、自社の商品やサービスを短期間で多くの人に届けることができます。
ペイドメディアのメリット
ペイドメディアの大きなメリットは、
即効性があること
です。
例えば新しいサービスを開始した場合、オウンドメディアの記事が検索上位になるまで待つ必要はありません。
広告を出せば、比較的早くユーザーへ情報を届けることができます。
そのため、
・新商品を発売した
・キャンペーンを実施する
・問い合わせを早く増やしたい
・新しいサービスを知ってほしい
という場合に向いています。
ペイドメディアのデメリット
ペイドメディアは、基本的に広告費が必要です。
広告を出している間はアクセスを集められても、広告を停止すると流入も止まりやすくなります。
また、競争の激しい業界では広告費が高くなることもあります。
そのため、
ペイドメディアだけに依存すると、広告費を払い続ける必要がある
という点は理解しておく必要があります。
アーンドメディアとは?
アーンドメディアとは、口コミやSNS投稿など、第三者によって広がる情報のことです。
「Earned=獲得した」という意味があります。
例えば、
・口コミ
・レビュー
・SNS投稿
・SNSでのシェア
・ユーザーからの紹介
・第三者メディアでの紹介
・ニュース記事
などが該当します。
企業自身が広告費を支払って発信するのではなく、利用者や第三者が自発的に情報を発信してくれる点が特徴です。
アーンドメディアのメリット
アーンドメディアの大きなメリットは、
第三者からの情報なので信頼されやすいこと
です。
企業が、
「このサービスはおすすめです」
と言うよりも、
実際の利用者が、
「使ってみたらよかった」
と紹介する方が、ユーザーにとって参考になることがあります。
特に、
口コミ
レビュー
SNS投稿
などは、商品やサービスを選ぶ際の判断材料になります。
アーンドメディアのデメリット
アーンドメディアは、自社で完全にコントロールすることができません。
良い口コミが広がることもあれば、
悪い口コミ
誤解された情報
ネガティブな投稿
が広がる可能性もあります。
企業側から、
「この内容で投稿してください」
と自由にコントロールできるものではありません。
そのため、
日頃から良い商品・サービスを提供すること
正しい情報を発信すること
ユーザー対応を丁寧に行うこと
が重要になります。
3つの違いを簡単に整理すると?
オウンドメディア・ペイドメディア・アーンドメディアの違いを簡単に整理すると、
オウンドメディア
自社で育てるメディア
代表例:
自社サイト
ブログ
コラム
採用メディア
特徴:
情報が自社に蓄積される
ペイドメディア
広告費を払って届けるメディア
代表例:
検索広告
SNS広告
動画広告
ディスプレイ広告
特徴:
短期間で情報を届けやすい
アーンドメディア
第三者から広がるメディア
代表例:
口コミ
レビュー
SNS投稿
紹介
特徴:
第三者からの情報なので信頼されやすい
つまり、
オウンドメディア=育てる
ペイドメディア=買う
アーンドメディア=広がる
と覚えると分かりやすいです。
どれが一番重要なの?
「結局どれを使えばいいの?」
と思われるかもしれません。
結論としては、
どれか1つではなく、3つを組み合わせることが重要です。
それぞれ役割が違うからです。
例えば、
広告で商品を知ってもらう
↓
オウンドメディアで詳しく説明する
↓
購入・利用してもらう
↓
SNSや口コミで紹介される
という流れがあります。
それぞれが別々に存在するのではなく、つながっています。
ペイドメディアで認知を増やす
まずは広告を使って、自社の商品やサービスを知ってもらいます。
例えば、
Google検索広告
SNS広告
動画広告
などです。
まだ会社名やサービス名を知らない人に対して情報を届けることができます。
広告は、
最初の接点を作る
という役割に向いています。
オウンドメディアで詳しく説明する
広告を見た人が、すぐに購入や問い合わせをするとは限りません。
多くの場合、
「このサービスは何?」
「料金はいくら?」
「どんな会社?」
「他社との違いは?」
と調べます。
そのとき、自社サイトやオウンドメディアに詳しい情報があれば、
ユーザーの疑問を解決できます。
つまり、
オウンドメディアは検討を深めてもらう場所
としても活用できます。
アーンドメディアで信頼を補強する
最後に、
口コミ
SNS投稿
レビュー
第三者からの紹介
などがあると、
ユーザーは安心して商品やサービスを選びやすくなります。
つまり、
ペイドメディアで知ってもらう。
オウンドメディアで理解してもらう。
アーンドメディアで信頼してもらう。
という流れを作ることができます。
オウンドメディアは3つの中でも「土台」になりやすい
3つのメディアにはそれぞれ役割があります。
その中でも、企業が自分たちでコントロールしやすいのがオウンドメディアです。
広告は予算が必要です。
口コミは自由にコントロールできません。
一方でオウンドメディアは、
どんな情報を掲載するか
どんな記事を書くか
どんなサービスを紹介するか
どこへ問い合わせ導線を設置するか
を自社で決めることができます。
そのため、
Webマーケティングの情報拠点
として活用しやすいメディアです。
広告からオウンドメディアへ誘導する
ペイドメディアとオウンドメディアを組み合わせる方法もあります。
例えば広告で、
「オウンドメディア運用代行」
というサービスを知ってもらったとします。
広告をクリックした人が、
サービスページ
料金ページ
導入事例
解説記事
FAQ
などを読めるようにしておけば、サービスへの理解を深めてもらえます。
広告だけでは伝えきれない情報を、オウンドメディアで補うことができます。
オウンドメディアの記事がSNSで広がることもある
オウンドメディアとアーンドメディアもつながっています。
例えば、自社ブログに役立つ記事を公開します。
その記事を読んだ人が、
「この記事分かりやすい」
と思ってSNSで紹介してくれる。
すると、
自社の記事が第三者によって広がる
ことになります。
つまり、
オウンドメディアの記事
↓
SNSでシェアされる
↓
アーンドメディアへ発展する
ということもあります。
商品やサービスだけでなく会社情報も発信できる
オウンドメディアでは、商品情報だけでなく、
会社の考え方
社員インタビュー
事例
ノウハウ
採用情報
業界情報
なども発信できます。
こうした情報が蓄積されることで、
「どんな会社なのか」
をより深く伝えることができます。
ペイドメディアで会社を知った人が会社名を検索したときにも、オウンドメディアの記事が役立ちます。
SEO・AEO・AI検索にもオウンドメディアは活用できる
オウンドメディアの記事は、Google検索だけを意識するものではありません。
現在では、生成AIを使って情報を探す人もいます。
例えば、
「オウンドメディアとペイドメディアの違いは?」
「広告とオウンドメディアはどちらがいい?」
「Web集客には何が必要?」
といった質問です。
そのため今後は、
検索キーワードだけではなく、
ユーザーの質問に分かりやすく答える記事
を作ることが重要です。
質問型の見出し
簡潔な回答
具体例
比較
FAQ
などを入れることで、SEOだけでなくAEOやAI検索も意識した記事を作ることができます。
オウンドメディアは継続運用が重要
オウンドメディアは、一度作れば終わりではありません。
記事を増やす。
検索順位を確認する。
アクセスを分析する。
既存記事をリライトする。
内部リンクを追加する。
こうした運用を継続する必要があります。
しかし実際には、
「最初だけ記事を書いて、その後更新できていない」
という企業も少なくありません。
理由は単純です。
本業が忙しいからです。
記事制作はどうしても後回しになりやすくなります。
オウンドメディア運用を丸ごと任せるという方法
株式会社コアピボットの「まるごと自社メディア」は、
オウンドメディア、丸投げできます。
をコンセプトにしたオウンドメディア運用サービスです。
記事を書くところだけではなく、
記事テーマ選定
SEOを意識した記事制作
WordPressへの投稿
内部リンク
公開後の記事確認
分析
リライト・改善
まで継続的に運用します。
Web広告を利用している企業でも、
広告だけに依存せず、
自社サイトに情報を蓄積する仕組み
を作ることができます。
ペイドメディアとオウンドメディアは競合ではない
広告を利用している企業の中には、
「オウンドメディアを始めたら広告はやめるべき?」
と思う方もいるかもしれません。
しかし、両者は競合するものではありません。
ペイドメディアは、
今すぐユーザーへ届ける
のが得意です。
オウンドメディアは、
情報を自社に蓄積して長期的に集客する
のが得意です。
役割が違います。
そのため、
広告で短期的な集客を行いながら、
オウンドメディアで中長期的な集客基盤を作る
という使い方ができます。
3つのメディアを循環させる
理想的なのは、
オウンドメディア
ペイドメディア
アーンドメディア
を別々に考えないことです。
例えば、
ペイドメディアで認知
↓
オウンドメディアで理解
↓
商品・サービスを利用
↓
SNSや口コミで紹介
↓
新しいユーザーが知る
↓
再びオウンドメディアへ
という流れができます。
この循環が作れると、Webマーケティング全体が強くなります。
まとめ
オウンドメディア・ペイドメディア・アーンドメディアには、それぞれ異なる役割があります。
簡単に整理すると、
オウンドメディア=自社で育てる
ペイドメディア=広告費を払って届ける
アーンドメディア=第三者から広がる
という違いです。
どれか1つだけが正解というわけではありません。
広告で知ってもらう。
オウンドメディアで詳しく伝える。
口コミやSNSで広がる。
この3つを組み合わせることで、より強いWeb集客の仕組みを作ることができます。
特にオウンドメディアは、
記事や情報を自社の資産として蓄積できる
という大きな特徴があります。
「広告だけに依存しない集客経路を作りたい」
「自社サイトから問い合わせを増やしたい」
「SEO・AEO・AI検索を意識した記事を増やしたい」
「オウンドメディアを運用したいが、社内で記事を書く時間がない」
という企業様は、株式会社コアピボットの「まるごと自社メディア」へお気軽にご相談ください。
オウンドメディア、丸投げできます。

