まるごと自社メディアを運用した結果|49記事公開後のSearch Consoleデータを公開

オウンドメディアは、記事を公開しただけですぐに成果が出るとは限りません。
大切なのは、継続して記事を増やしながら、公開後の検索データを確認し、必要に応じて改善を続けていくことです。
そこで今回は、「まるごと自社メディア」の運用で実際に49記事を公開した結果、Google検索でどのような変化が出ているのかを確認してみました。
今回確認するのは、Google Search Consoleの実際のデータです。
- Googleにどれくらいインデックスされているのか
- 検索結果にはどれくらい表示されているのか
- どのような検索からサイトが見つかっているのか
- 公開後にどの記事を改善していくべきなのか
といった点を、実際の数字とスクリーンショットを交えながら紹介します。
「まるごと自社メディア」は、記事を作って納品して終わるサービスではありません。
記事を作る → WordPressに投稿する → 検索データを見る → 必要な記事をリライトする → メディアを育てていく。
今回は、その運用によって実際にどのような検索データが出始めているのかを公開します。

まるごと自社メディアで49記事を公開
今回ご紹介するメディアでは、「まるごと自社メディア」の運用で49記事を公開しています。
重要なのは、記事数を増やすことだけではありません。
記事を公開したあとに、
- Googleにインデックスされているか
- 検索結果に表示され始めているか
- どのような検索キーワードで見つかっているか
- 表示回数が増えている記事はどれか
- 今後リライトした方がよい記事はどれか
といったデータを確認しながら、継続して運用していくことが大切です。
「まるごと自社メディア」では、記事を作って公開して終わりではなく、公開後のSearch Consoleデータまで確認し、次の改善につなげることを重視しています。
新しい記事を増やしながら、すでに検索結果に表示され始めている記事も確認し、必要に応じてリライトする。
こうして、記事を一つずつ検索から見つけてもらいやすいコンテンツへ育てていくことが、自社メディア運用では重要だと考えています。
Search Consoleでは171URLがインデックス登録済み
Google Search Consoleを確認したところ、サイト全体では171URLがインデックス登録済みとなっていました。

ただし、ここで注意が必要です。
公開記事数は49記事ですが、
「171÷49だからインデックス率300%以上」
という意味ではありません。
Search Consoleのインデックス登録数には、記事だけではなく、
- 固定ページ
- タグページ
- カテゴリページ
- その他Googleが認識しているURL
なども含まれます。
そのため、171という数字をそのまま記事数と比較することはできません。
それでも、サイト内の多くのページがGoogleに認識され、インデックスされていることは確認できます。
今回確認できた数字
- 公開記事数:49記事
- Search Console上のインデックス登録済みURL:171件
- 未登録URL:49件
今回のデータから、継続して公開したコンテンツがGoogleに認識され、サイト内の多くのURLがインデックスされていることを確認できました。
新規記事は公開後にSearch Consoleから登録をリクエスト
今回の運用では、新しい記事を公開したあと、Search ConsoleのURL検査からインデックス登録をリクエストしています。
そのため、多くの記事については公開当日からGoogleへの登録確認を開始しています。
ここで重要なのは、
「記事を書いたら放置する」
のではなく、
公開後まで運用の一部として確認していることです。
記事制作だけを外注した場合、納品された記事をWordPressへ掲載して終わりになるケースもあります。
しかし、本来のオウンドメディア運用では、
記事制作 → 公開 → インデックス確認 → 検索データ確認
まで見ていく必要があります。
過去3か月で1,983回Google検索に表示
さらにSearch Consoleの「検索パフォーマンス」を確認しました。
過去3か月の結果は次の通りです。
- 合計クリック数:36回
- 合計表示回数:1,983回
- 平均CTR:1.8%
- 平均掲載順位:52.3位
まだ運用を始めて間もないメディアですが、すでにGoogle検索上で1,983回表示されています。

つまり、
「記事を継続して公開しても、Google検索にまったく表示されない」という状態ではなく、実際に検索結果への表示やクリックが発生しています。
過去3か月で121URLに検索表示実績
Search Consoleの「ページ」データを確認すると、過去3か月で121URLに検索結果への表示実績がありました。
ここにも記事だけでなく、
- タグページ
- カテゴリページ
- 固定ページ
- ページネーション
などが含まれています。
そのため、
「49記事中121記事が検索された」
という意味ではありません。
それでも、Googleがサイト内のさまざまなページを検索結果の候補として認識していることが分かります。
126種類の検索クエリで表示されている
さらに興味深いのが検索クエリです。
過去3か月では、126種類の検索クエリでサイトがGoogle検索に表示されていました。
実際には、
- 企業名・ブランド名に関する検索
- 検索候補や動画に関する検索
- Web集客・評判対策に関する検索
- Web運用・業務効率化に関する検索
など、複数のテーマで表示されています。
1つの記事だけが偶然表示されたのではなく、複数の記事・複数の検索意図から流入の入口が作られ始めている状態です。
これがオウンドメディアを継続して更新するメリットの一つです。
記事数が増えることで、検索からサイトへ入ってくる入口も少しずつ増えていきます。
検索上位に近づいている記事も確認できる
Search Consoleのページデータを見ると、すべての記事が同じように推移しているわけではありません。
まだ検索順位が低い記事もあれば、すでに検索結果の上位に近づいている記事も確認できます。
これは、自社メディアを運用するうえで重要なポイントです。
記事を公開したからといって、すべての記事が同じ速度で評価されるわけではありません。
実際には、
- 記事テーマ
- 検索ニーズ
- コンテンツの内容
- 競合状況
- サイト全体との関連性
- 公開後の改善状況
などによって、検索順位や表示回数には差が出てきます。
そのため、記事を増やすだけでなく、どの記事が伸び始めているのかをSearch Consoleで確認し、優先的に改善していくことが大切です。
「まるごと自社メディア」でも、こうした検索データを見ながら、伸びしろのある記事を見つけてリライトにつなげていきます。

むしろ注目したいのは「表示されているのに順位が低い記事」
Search Consoleを見ると、
表示回数は多いのに、検索順位がまだ低い記事
も見つかります。
これは失敗記事とは限りません。
むしろ、
Googleがすでに検索結果へ表示し始めている記事
と考えることができます。
ここがリライトの候補です。
例えば、
検索結果にほとんど表示されていない記事
より、
すでに数百回表示されているものの順位が低い記事
の方が、改善によって伸びる可能性を判断しやすくなります。

新規記事を増やすだけではなく「伸び始めた記事」を育てる
オウンドメディアというと、
「毎月何記事作るか」
ばかりに注目されがちです。
しかし、Search Consoleを見ていると、新規記事を増やすことと同じくらい重要なのが、
すでに評価され始めた記事を育てること
だと分かります。
例えば、
- 新規記事を公開する
- Googleにインデックスされる
- 検索結果への表示が始まる
- Search Consoleでデータを確認する
- 伸び始めている記事を見つける
- タイトルや見出し、本文を改善する
- 再びデータを確認する
という流れです。
これを繰り返していくことで、単純に記事数を増やすだけではないオウンドメディア運用ができます。
記事を増やすだけではなく「独自性」と「実データ」が重要
今回のSearch Consoleデータを見ると、記事を公開するだけではなく、どのような内容を発信するか、公開後にどう改善していくかが重要だと分かります。
注意したいのは、記事数を増やすことだけを目的にしてしまい、どこかで読んだことのあるような内容ばかりになってしまうことです。
自社メディアでは、単に一般的な情報をまとめるだけではなく、
- 新しい情報を加える
- 実際のデータを掲載する
- 自社で検証した結果を紹介する
- 他サイトとは違う視点を入れる
- 公開後の検索データを確認して内容を更新する
といった取り組みが重要です。
今回の記事そのものも、その一例です。
「オウンドメディアを継続すれば成果につながる」と一般論だけを紹介するのではなく、実際に49記事を公開し、Search Consoleで過去3か月に1,983回の検索表示が確認できたという実データを掲載しています。
こうした自社ならではの経験やデータをコンテンツに加えることで、他の記事との差別化にもつながります。
「まるごと自社メディア」でも、記事を増やすことだけを目的にせず、実際の検索データを確認しながら、内容の改善やリライトを続けていくことを重視しています。
E-E-A-Tでも「実際の運用経験」を伝えやすくなる
SEOでは、E-E-A-Tという考え方が重視されています。
E-E-A-Tは、
Experience:経験
Expertise:専門性
Authoritativeness:権威性
Trust:信頼性
を表す考え方です。
今回のように、実際の運用結果やSearch Consoleのデータを公開する記事は、特に**「Experience=経験」**を伝えやすい内容になります。
例えば、
「オウンドメディアは継続運用が重要です」
と一般論だけを紹介するよりも、
実際に49記事を公開し、その後の検索表示やクリック、インデックス状況を確認した結果
を掲載した方が、実際の経験に基づいた情報として伝わりやすくなります。
さらに、Search Consoleのスクリーンショットや具体的な数字を掲載することで、読者自身も結果を確認できます。
こうした実際の運用データや自社で確認した結果を記事に盛り込むことは、他サイトにはない一次情報にもなります。
「まるごと自社メディア」でも、記事を作るだけではなく、公開後のデータを確認しながら運用を続けることで、こうした実体験に基づくコンテンツを増やしていくことを重視しています。
今後はリライト前後の変化も検証
今回の検証では、49記事を公開したあと、Search Consoleを使って検索結果への表示回数やクリック数、掲載順位などの状況を確認しました。
しかし、自社メディアの運用は、記事を公開してデータを確認するだけで終わりではありません。
今後はSearch Consoleのデータをもとに、
「検索結果に表示され始めているものの、まだ伸びしろがある記事」
を選定し、実際にリライトを行っていきます。
リライト前後では、例えば次のようなデータを比較します。
- 表示回数
- クリック数
- CTR(クリック率)
- 平均掲載順位
- どの検索キーワードで表示されているか
こうした数字を継続して確認することで、どの記事を優先して改善すべきか、リライト後にどのような変化があったのかを把握しやすくなります。
単に「記事は定期的にリライトした方がいい」と紹介するだけではなく、実際のSearch Consoleデータをもとに改善を行い、その前後の変化まで確認していく予定です。
「まるごと自社メディア」では、新しい記事を増やすだけでなく、公開済みの記事の中から伸びしろのある記事を見つけ、改善を続けながらメディア全体を育てていくことを重視しています。
「まるごと自社メディア」は公開後まで運用する
こうした経験から生まれたのが、「まるごと自社メディア」という運用代行サービスです。
オウンドメディアでは、記事を作ることだけが仕事ではありません。
私たちは、
設計・立ち上げ
↓
記事制作・投稿
↓
公開後の運用
↓
Search Consoleのデータ確認
↓
伸び始めた記事のリライト
という流れを重視しています。
記事を納品して終わりではなく、検索データを見ながら育てていく自社メディア運用を目指しています。
まとめ|「公開して終わり」にしないことが重要
今回、まるごと自社メディアを活用して49記事を公開したメディアのSearch Consoleを確認しました。
確認できた主な数字は、
公開記事数:49記事
サイト全体のインデックス登録済みURL:171件
過去3か月のGoogle検索表示:1,983回
クリック:36回
検索表示されたURL:121件
確認できた検索クエリ:126種類
でした。
もちろん、記事を公開しただけですぐに検索上位になるわけではありません。
しかし今回のデータから、公開したコンテンツがGoogleに認識され、実際に検索結果への表示やクリックが発生していることを確認できました。
そして、より重要なのはここからです。
記事を作る。
公開する。
データを見る。
伸び始めた記事を見つける。
リライトする。
そして、またデータを見る。
まるごと自社メディアを使って記事制作を効率化しながら、人が検索データを見て改善を続ける。
これが、これからの自社メディア運用で重要になってくると考えています。
「まるごと自社メディア」では、WordPressの立ち上げから記事制作、公開後の運用・改善までまとめて対応しています。
記事を作って終わるのではなく、検索から見つけてもらえる自社メディアを一緒に育てていきます。

