広告を止めると問い合わせも止まる会社こそ、オウンドメディアを持つべき理由

Web広告を出している間はアクセスや問い合わせがあるものの、広告を止めた途端に問い合わせまで減ってしまう。
そんな状態になっていないでしょうか。
Google広告やSNS広告をはじめとしたWeb広告は、短期間で見込み客へアプローチできる非常に有効な集客手段です。
一方で、広告だけに集客を依存していると、
- 毎月広告費を払い続ける必要がある
- 広告を停止するとアクセスが減りやすい
- 広告単価の上昇が利益を圧迫する
- 集客経路が一つしかない
といった課題も出てきます。
そこで考えたいのが、広告とは別に「記事が蓄積されていく集客経路」を持つことです。
この記事では、広告とオウンドメディアの違いを整理しながら、広告だけに依存しないWeb集客の考え方について解説します。

Web広告は「すぐに集客したい」ときに強い
まず前提として、Web広告そのものが悪いわけではありません。
むしろ、短期間でアクセスや問い合わせを増やしたい場合には非常に有効な手段です。
例えばGoogle広告であれば、ユーザーが特定のキーワードを検索したタイミングで自社の広告を表示できます。
SNS広告であれば、年齢や興味関心などをもとにターゲットへアプローチすることもできます。
Web広告には、
- 出稿後すぐにアクセスを集めやすい
- 狙ったユーザーへ情報を届けやすい
- キャンペーンや期間限定施策と相性が良い
- 数値を確認しながら改善できる
といったメリットがあります。
そのため、オウンドメディアを始めるからといって、広告をすべてやめる必要はありません。
重要なのは、広告だけが唯一の集客経路になっていないかという点です。
広告を止めると流入も止まりやすい
広告による集客には分かりやすい特徴があります。
広告費を投入している間はユーザーを集められますが、広告を停止すれば、その広告からの流入も基本的には止まります。
イメージすると次のような流れです。
広告費を投入
↓
広告が表示される
↓
アクセスが発生
↓
問い合わせにつながる
↓
広告を停止
↓
広告経由のアクセスが減少
つまり、
「来月も問い合わせを獲得したいから、来月も広告費を使う」
という状態になりやすいわけです。
もちろん、それでも利益が出ているのであれば問題ありません。
ただし、広告単価が上がったり、競合企業が広告出稿を強化したりすると、これまでと同じ広告費では成果を維持しにくくなることがあります。
だからこそ、広告と並行して別の集客経路を育てておくことが重要になります。
オウンドメディアの記事はWeb上に蓄積される
広告との大きな違いが、オウンドメディアの記事は公開後もWeb上に残り続けることです。
例えば、自社の商品やサービスに関する記事を公開したとします。
公開した記事が検索エンジンに評価されれば、
- Google検索からユーザーが訪れる
- 過去に公開した記事からアクセスが発生する
- 複数の記事が検索の入口になる
- 商品やサービスを知らないユーザーとも接点を作れる
- 営業時間外でも自社の情報を届けられる
といった状態を作ることができます。
記事を1本公開して終わりではなく、
1記事
↓
10記事
↓
20記事
↓
30記事
と増やしていくことで、自社サイトへの入口も少しずつ増えていきます。
これが、オウンドメディアの「蓄積される」という特徴です。
広告とオウンドメディアは役割が違う
広告とオウンドメディアは、どちらが優れているというものではありません。
役割が異なります。
| 比較項目 | Web広告 | オウンドメディア |
|---|---|---|
| 即効性 | 高い | 時間がかかる |
| 集客開始 | 比較的早い | 検索評価が必要 |
| 費用停止後 | 流入が減りやすい | 公開記事は残る |
| 蓄積性 | 低め | 高い |
| 向いている施策 | 短期集客 | 中長期集客 |
| 継続方法 | 広告費を投入 | 記事を継続的に増やす |
広告は短期的な集客に強く、オウンドメディアは中長期的な集客基盤を作ることに向いています。
そのため、本来はどちらか一方を選ぶ必要はありません。
理想は「広告+オウンドメディア」
Web集客を安定させるために考えたいのが、
短期は広告、中長期はオウンドメディア
という組み合わせです。
例えば、オウンドメディアを立ち上げた直後は、まだ検索流入がほとんどありません。
その段階では広告を活用して問い合わせを獲得します。
その一方で、毎月少しずつ記事を公開します。
すると、
開始直後
広告
↓
アクセス・問い合わせ
数か月後
広告
+
検索からの記事流入
さらに記事が増える
広告
+
複数の記事から検索流入
+
指名検索
+
SNSなどからの流入
というように、集客経路を増やしていくことができます。
広告だけに依存する状態から、複数の入口を持つ状態へ変えていくことができます。
オウンドメディアはすぐ成果が出る施策ではない
ここで注意したいのが、オウンドメディアは広告のように「今日始めて、明日問い合わせが増える」という施策ではないことです。
記事を公開してから、
- 検索エンジンにインデックスされる
- 検索順位が付く
- アクセスが集まり始める
- Search Consoleなどでデータが蓄積される
- 必要に応じて記事を改善する
という時間が必要です。
そのため、
広告費が高くなってから慌ててオウンドメディアを始める
よりも、
広告で集客できているうちからオウンドメディアを育てる
という考え方がおすすめです。
広告による集客を維持しながら、将来のための検索流入を少しずつ作っていきます。
「記事を書けば終わり」ではない
オウンドメディアを始める際にもう一つ重要なのが、記事は公開して終わりではないということです。
例えば記事を公開した後は、
- Googleにインデックスされているか
- どんなキーワードで表示されているか
- 検索順位は何位か
- クリックされているか
- 内容を追加・修正したほうがよいか
といった確認が必要になります。
公開した記事の中には、
検索順位が30位の記事もあれば、
20位前後の記事、
あと少しで1ページ目に入る11位〜20位の記事なども出てきます。
そうしたデータを見ながら、記事を改善していくことがオウンドメディア運用では重要です。
多くの会社が「更新できない」ことで止まってしまう
オウンドメディアを作ること自体は、それほど難しくありません。
WordPressなどを使えば、企業でも比較的簡単にメディアを立ち上げることができます。
しかし、本当に難しいのはその後です。
実際に運用を始めると、
「記事を書く時間がない」
「何を書けばいいか分からない」
「SEOまで考える余裕がない」
「本業が忙しくて更新が止まった」
「担当者が変わって誰も更新しなくなった」
といった問題が起こりやすくなります。
オウンドメディアは、作ること以上に継続することが重要です。
記事が3本、5本だけ公開された状態で数年間止まってしまえば、十分な検索入口を作ることは難しくなります。
オウンドメディア運用を社内だけで抱える必要はない
オウンドメディアを始めたいものの、
「社内にWeb担当者がいない」
「記事を書く人がいない」
「SEOが分からない」
という会社も少なくありません。
その場合、すべてを社内で行う必要はありません。
記事制作やWordPressへの投稿、継続的な更新などを外部へ任せる方法もあります。
株式会社コアピボットでは、オウンドメディアの立ち上げから記事制作、更新までをまとめて対応する**「まるごと自社メディア」**をご提供しています。
「オウンドメディアを始めたいけれど、社内では続けられそうにない」
という企業でも、Web担当者を新たに採用することなく、自社メディアの運用を始めることができます。
広告だけに依存しない集客経路を少しずつ作る
広告には即効性があります。
オウンドメディアには蓄積性があります。
どちらか一方だけが正解というわけではありません。
重要なのは、それぞれの特徴を理解して使い分けることです。
現在、
「広告を止めたら問い合わせまで止まってしまう」
という状態なのであれば、広告が機能している今のうちに、もう一つの集客経路を作り始めてみるのも一つの方法です。
記事を少しずつ増やし、検索から自社を知ってもらう入口を作る。
その積み重ねが、広告だけに依存しないWeb集客につながっていきます。
まずは資料だけ見てみたい方へ
「オウンドメディアに興味はあるけれど、まだ依頼するかは決めていない」
「どんなことを任せられるのか知りたい」
「費用やサービス内容を確認してから考えたい」
という方もお気軽にご覧ください。
株式会社コアピボットの「まるごと自社メディア」について、サービス内容や運用イメージをまとめた資料をご用意しています。
情報収集の段階でも問題ありません。
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