人材紹介・人材派遣会社こそオウンドメディアを持つべき理由|企業と求職者を自社で集めるWeb集客

「求人媒体に掲載しているけれど、思ったように応募が集まらない」
「求職者は集まっても、紹介先となる企業の新規開拓が難しい」
「広告費やスカウト費用が年々大きくなっている」
人材紹介会社や人材派遣会社では、このような集客の悩みを抱えているケースも少なくありません。
人材ビジネスの特徴は、一般的な企業とは少し異なります。
必要なのは商品を購入する「1種類のお客様」だけではありません。
仕事を探している求職者と、人材を探している企業の両方を集める必要があります。
そのため、人材紹介・人材派遣業界はWeb集客との相性が非常に良い業界でもあります。
特にこれから重要になるのが、自社サイトの中に記事を蓄積し、Google検索やAI検索などから継続的に問い合わせを獲得する「オウンドメディア」です。
本記事では、人材紹介会社・人材派遣会社がオウンドメディアを運営するメリットと、どのような記事を作れば企業・求職者の両方へアプローチできるのかを解説します。

人材紹介・人材派遣会社の集客が難しい理由
人材紹介・人材派遣会社の集客が難しい大きな理由は、集客先が2方向存在することです。
一つは、
仕事を探している求職者
です。
そしてもう一つが、
人材を採用したい企業
です。
求職者だけ集めても、紹介できる求人がなければビジネスになりません。
一方で、求人案件をたくさん獲得しても、紹介できる求職者がいなければ売上にはつながりません。
つまり、人材ビジネスでは、
「求職者を集める仕組み」
と
「採用企業を集める仕組み」
の両方を構築する必要があります。
これを営業担当者だけで行おうとすると、非常に大きな負担になります。
そこで活用したいのが、自社のWebサイトです。
求人媒体や広告だけに集客を依存していませんか?
人材会社の集客では、さまざまな媒体が利用されています。
求人媒体への掲載、求人検索サービス、Web広告、SNS広告、スカウトサービス、ダイレクトリクルーティングなどです。
これらのサービスには即効性があります。
募集を開始してすぐに応募を獲得できる可能性があるため、人材会社にとって重要な集客手段であることは間違いありません。
しかし、一つ大きな特徴があります。
それは、
広告や掲載を止めると、集客も止まりやすい
ということです。
例えば毎月50万円の広告費を使って応募を獲得していた場合、広告を停止すれば翌月から流入が大幅に減る可能性があります。
もちろん、求人媒体や広告をやめる必要はありません。
重要なのは、
求人媒体・広告だけに依存しない集客経路を持つこと
です。
そこで役立つのがオウンドメディアです。
オウンドメディアなら記事が会社の集客資産になる
オウンドメディアとは、自社で所有・運営するWebメディアのことです。
例えば人材紹介会社が、
「施工管理へ転職するメリット」
という記事を公開したとします。
この記事がGoogleなどの検索結果に表示されれば、施工管理への転職を考えている人が記事を訪れる可能性があります。
その記事から、
「無料転職相談」
「求人を紹介してもらう」
「キャリアアドバイザーへ相談する」
といったページへ誘導できれば、新しい求職者を獲得できます。
しかも記事は、一度公開すればWebサイト上に残ります。
検索順位を維持できれば、数か月後、1年後にもアクセスを集めてくれる可能性があります。
つまり、
広告費を払い続けてアクセスを購入するのではなく、自社サイトの中に集客経路を増やしていく
ことができるのです。
人材紹介会社は記事テーマを作りやすい
人材紹介会社は、オウンドメディアの記事テーマに困りにくい業種です。
なぜなら、扱っている職種そのものが記事テーマになるからです。
例えばIT業界に強い人材紹介会社なら、
・ITエンジニアへ転職する方法
・未経験からIT業界へ転職できる?
・システムエンジニアの仕事内容
・ITエンジニアの平均年収
・転職時に取得しておきたい資格
・30代からIT業界へ転職できる?
・エンジニア転職の面接対策
など、さまざまなテーマの記事を作れます。
建設業界に強い会社であれば、
・施工管理への転職方法
・施工管理技士の年収
・建設業界の転職事情
・現場監督の仕事内容
・施工管理からキャリアアップする方法
・未経験から施工管理になれる?
・建設業界で評価される資格
といった記事を作ることができます。
扱っている職種が増えれば、記事テーマもさらに増えていきます。
人材派遣会社は「地域×職種」の検索を狙える
人材派遣会社の場合は、地域を組み合わせた記事も有効です。
例えば、
「池袋 事務 派遣」
「新宿 コールセンター 派遣」
「東京 軽作業 派遣」
「埼玉 工場 派遣」
などです。
派遣の仕事を探している人は、
自分が働きたい地域+仕事内容
で検索することが多くあります。
そのため、人材派遣会社では全国規模の大きなキーワードだけを狙う必要はありません。
営業エリアに合わせて、
「地域×職種」
「地域×派遣」
「地域×働き方」
といったテーマの記事を増やしていく方法があります。
全国展開していない人材派遣会社でも、自社の営業エリアに絞ればWeb集客を強化できます。
求職者だけではなく採用したい企業も集められる
人材会社のオウンドメディアというと、求職者向けの記事ばかりを想像するかもしれません。
しかし、もう一つ非常に重要なターゲットがあります。
それが、
採用に困っている企業
です。
例えば次のような記事を作ることができます。
・求人を出しても応募が来ない理由
・中途採用を成功させる方法
・採用コストを抑える方法
・人材紹介会社を利用するメリット
・求人広告と人材紹介の違い
・採用代行と人材紹介の違い
・優秀な人材を採用する方法
・採用担当者の負担を減らす方法
・エンジニア採用が難しい理由
・施工管理を採用する方法
こうした情報を検索しているのは、企業の経営者や人事担当者である可能性があります。
記事を読んだ企業に対して、
「採用でお困りの企業様はこちら」
という問い合わせ導線を用意しておけば、新規法人顧客の獲得につなげることもできます。
つまり人材会社のオウンドメディアでは、
求職者を集めるBtoC集客
と
採用企業を集めるBtoB集客
を同じWebサイトの中で行うことができます。
これは人材業界とオウンドメディアの大きな相性の良さです。
営業担当者が動いていない時間にも企業を集められる
法人開拓を電話営業やメール営業だけで行っている人材会社もあるでしょう。
もちろん営業活動も重要です。
しかし、営業担当者がアプローチできる企業数には限界があります。
オウンドメディアであれば、
「求人を出しているけれど応募がない」
「採用方法を見直したい」
「人材紹介会社を探している」
といった企業側から検索してもらえる可能性があります。
つまり、
こちらから探しに行く営業だけではなく、相手から見つけてもらう営業
を作れるということです。
記事が増えれば、それだけ企業から発見される入口も増えていきます。
人材紹介会社におすすめの記事テーマ
実際にどのような記事を作ればよいのでしょうか。
例えば人材紹介会社なら、次のようなテーマが考えられます。
求職者向け
・人材紹介会社を利用するメリット
・転職エージェントの選び方
・転職活動は何か月前から始める?
・面接でよく聞かれる質問
・転職理由の伝え方
・未経験から転職しやすい職種
・30代の転職を成功させる方法
・40代からの転職方法
・○○職の平均年収
・○○業界へ転職する方法
企業向け
・求人を掲載しても応募がない理由
・人材紹介会社の選び方
・採用コストを削減する方法
・中途採用を成功させるポイント
・人材紹介と求人広告の違い
・人材紹介会社を利用するメリット
・採用担当者の負担を減らす方法
・採用活動が長期化する原因
・欲しい人材から応募が来ない理由
・採用ミスマッチを減らす方法
このように、1つの人材会社だけでも数十本、数百本と記事テーマを広げていくことができます。
人材派遣会社におすすめの記事テーマ
人材派遣会社では、働き方についての情報も相性が良いでしょう。
例えば、
・派遣社員と正社員の違い
・派遣社員として働くメリット
・紹介予定派遣とは?
・未経験でも派遣で働ける?
・派遣社員から正社員になれる?
・事務職の派遣で必要なスキル
・軽作業の派遣仕事内容
・コールセンター派遣の仕事内容
・派遣登録から仕事開始までの流れ
・○○エリアで派遣の仕事を探す方法
などです。
自社が取り扱っている求人や地域に合わせて記事を作れば、求職者との接点を継続的に増やしていけます。
「検索回数が少ないキーワード」も人材会社では重要
オウンドメディアでは、必ずしも検索回数の多いキーワードだけを狙う必要はありません。
例えば、
「施工管理 転職 東京」
「40代 施工管理 転職」
「施工管理 転職 資格なし」
のように条件が具体的になるほど、検索する人数は少なくなるかもしれません。
しかし、その分、
転職する意思が強い人
が検索している可能性があります。
同様に企業側でも、
「施工管理 人材紹介 東京」
「エンジニア 人材紹介 会社」
「中途採用 応募が来ない」
など、具体的な悩みを検索している企業は問い合わせにつながりやすい可能性があります。
アクセス数だけを追いかけるのではなく、
自社の顧客になりそうな人が検索するキーワードを増やしていく
ことが大切です。
Google検索だけでなくAI検索も意識する
現在はGoogle検索だけでなく、ChatGPTなどの生成AIを使って情報を探す人も増えています。
例えば、
「未経験から施工管理へ転職するには?」
「40代でも転職しやすい業界は?」
「人材紹介会社を使うメリットは?」
「人材派遣会社と人材紹介会社の違いは?」
といった質問をAIにするケースも考えられます。
そのため今後の記事制作では、検索キーワードを入れるだけではなく、
ユーザーの質問に分かりやすく答える記事
を作ることが重要になります。
例えば記事の中に、
「人材紹介会社を利用するメリットは?」
という見出しを作り、その直後に簡潔な回答を書く。
さらに詳しい理由や具体例を説明する。
このような構成にすることで、人にも検索エンジンにもAIにも内容を理解してもらいやすい記事を目指せます。
SEOだけでなく、AEOやAI検索も意識したコンテンツ作りが今後ますます重要になるでしょう。
オウンドメディアは記事数を増やすほど入口が増える
自社サイトに会社概要とサービスページしかない場合、検索ユーザーがサイトへ訪れる入口は限られています。
しかし、
転職についての記事が20本。
職種についての記事が20本。
企業の採用についての記事が20本。
地域についての記事が20本。
というように記事を増やしていけば、検索結果に表示される可能性のあるページも増えていきます。
それぞれの記事が、
24時間働くWeb上の営業担当者
のような役割を持ちます。
1記事で大きな成果を狙うのではなく、複数の記事から少しずつアクセス・相談・問い合わせを集める。
これがオウンドメディア運営の大きな特徴です。
しかし人材会社は記事を書く時間がない
ここまで読むと、
「それなら自社でも記事を増やしてみよう」
と思われるかもしれません。
しかし実際には、オウンドメディアを始めても更新が止まってしまう会社が少なくありません。
人材会社では日々、
・求職者からの問い合わせ対応
・キャリア面談
・求人紹介
・企業との商談
・求人票の作成
・候補者との連絡
・企業との日程調整
・スカウト送信
・契約業務
・入社後のフォロー
など、多くの業務があります。
その中で、
「毎月新しい記事テーマを考える」
「検索キーワードを調べる」
「数千文字の記事を書く」
「WordPressへ投稿する」
「公開後の順位を確認する」
「伸びている記事をリライトする」
という作業まで継続するのは簡単ではありません。
オウンドメディアで最も難しいのは、開設することではありません。
継続することです。
オウンドメディアを丸ごと任せる「まるごと自社メディア」
株式会社コアピボットの「まるごと自社メディア」は、
「オウンドメディアを始めたいけれど、社内で記事を書く時間がない」
「WordPressを作ったものの更新が止まっている」
「SEOだけでなくAI検索も意識した記事を増やしたい」
という企業向けのオウンドメディア運用サービスです。
人材紹介会社・人材派遣会社の場合も、自社が得意としている職種、地域、求職者層、企業層などをもとに記事テーマを広げていくことができます。
単に記事を納品して終わるのではなく、
記事を公開し、検索から見つけてもらえる自社メディアを育てていく
ことを目的としています。
最初に記事を作り、その後も継続して育てる
オウンドメディアは、記事を1本公開しただけですぐに完成するものではありません。
複数の記事を公開し、
「どの記事が検索結果に表示され始めたか」
「どのキーワードからアクセスされているか」
「どの記事に伸びる可能性があるか」
を確認しながら改善していくことが重要です。
そのため「まるごと自社メディア」では、新しい記事を追加するだけではなく、公開後の記事を確認しながらサイト全体を育てていきます。
記事数を増やす。
検索結果に出始めた記事を分析する。
伸びる可能性のある記事を改善する。
関連する記事同士をつなげる。
こうした作業を続けながら、Webサイトそのものを自社の集客資産にしていきます。
求人媒体をやめるのではなく「自社集客」をもう一つ持つ
オウンドメディアを始めるからといって、求人媒体やWeb広告をすべてやめる必要はありません。
求人媒体には即効性があります。
広告にも即効性があります。
一方でオウンドメディアは、記事を蓄積しながら中長期的に検索流入を増やしていく施策です。
そのため、
今すぐ必要な応募は求人媒体・広告で獲得する。
そして、
将来の応募や企業からの問い合わせは自社メディアから獲得する。
この2つを組み合わせることが理想です。
広告だけ。
求人媒体だけ。
スカウトだけ。
という状態から、
自社サイトからも求職者や企業がやってくる状態
を作っていく。
そのための方法の一つがオウンドメディアです。
人材紹介・人材派遣会社こそ「自社で集める仕組み」を
人材紹介・人材派遣ビジネスでは、
「求職者を集めること」
と
「人材を求める企業を集めること」
の両方が必要です。
オウンドメディアなら、この2つを同時に狙うことができます。
求職者向けには、
転職、仕事、職種、年収、資格、面接、キャリアについての記事。
企業向けには、
採用、人材不足、求人、採用コスト、人材紹介についての記事。
それぞれを継続して自社サイトへ蓄積していくことで、
検索されるたびに自社を見つけてもらえるWebサイト
へ育てていくことができます。
求人媒体や広告は、集客において重要な手段です。
しかし、それだけに依存する必要はありません。
これからは、
「お金を払って人を集める仕組み」と「自社で人を集める仕組み」の両方を持つこと
が、人材会社のWeb集客では重要になっていくでしょう。
「オウンドメディアを始めたいけれど、社内で記事を書く時間がない」
「人材紹介・人材派遣に合った記事テーマが分からない」
「ブログはあるけれど更新が止まっている」
「SEO・AEO・AI検索を意識した記事を増やしたい」
という場合は、株式会社コアピボットの「まるごと自社メディア」へお気軽にご相談ください。
オウンドメディア、丸投げできます。

